初心者も安心!二重カンの正しい付け方とおすすめ道具【2025年最新版】

アクセサリーづくりの基本パーツ「二重カン」。

一見シンプルな作業ですが、実は「なかなかカンが開けない」「二重カンが飛んでいくー!」など、初心者の方がつまずきやすいポイントでもあります。

この記事では、アクセサリー講師として数多くの作品を制作・指導してきた私が、
初心者さんにもわかりやすく「二重カンの正しい付け方」と「おすすめ道具」、そして「失敗しないためのコツ」をまとめました。

2025年最新版として、ぜひ“保存版”としてご活用ください。

二重カンを付けている

1:二重カンってなに?どんなときに使うの?

二重カン(または二重リング)は、金属線をらせん状に巻いた小さな丸いパーツのこと。見た目はキーホルダーのリングにそっくりで、線が二重になっているのが特徴です。

🔸【何のために使うの?】

・ちょっと大きめや、重さのあるチャームをしっかりつなぐ

・一度通したパーツが簡単に抜けにくい構造になっているため、強度が必要な場面で活躍!

🔸【丸カンとの違いって?】

種類特徴用途例
丸カン一重構造でやわらかいパーツの自由な動きを出したいときに◎
二重カン二重巻きで丈夫・抜けにくい強度がほしい場面に◎

「引っ張られる可能性のあるアクセサリー」には、二重カンが断然おすすめです。
「あれ?外れちゃったやん…」な悲しい出来事が起きにくいのが、二重カンのいいところ!カンがつける際にぴょんっっと飛んだりと、一手間ですが、仕上がりの信頼感がぐぐぐっと上がります♪

2:初心者がつまづきやすい3つのポイント

2-1:「開け方の難しさ」硬くて開けられない!爪が痛ーい!

つまづきポイント:二重カンは強度が高い分、とても硬く作られています。
指や爪で無理やりこじ開けようとして、爪が割れたり、指を痛めたりしてしまいます。せっかくの仕上げの作業なのに、なかなか進まず、イライラ大作戦のようです。

二重カン

→必ず工具を使いましょう。専用のものを持っていない場合は、先端が平らなペンチのような工具で挟むとよいでしょう。その際にヘラでぐいっと開けると挟みやすいです。

2-2:「パーツの通しにくさ」開いた隙間にうまく入らない!

つまづきポイント:開けたわずかな隙間に、チャームのカンやチェーンなどを通すのが意外と難しいです。特に小さな二重カンだと、作業中に隙間が閉じてしまったり、飛んで行ったり、パーツを傷つけてしまったりします。
何度半泣きになったことか…

二重カン

→ヤットコで隙間を少し開けた状態をキープしながら、もう片方の手でパーツを滑り込ませます。焦らず、キーホルダーのリングに鍵を通す時と同じように、渦に沿ってクルクル!と回し入れるイメージで作業するのがコツです。

2-3:専用の工具を使ってみる

つまづきポイント:やっとこの先がツルツルしているので滑りやすく、全然うまくいかない…というあなたへは、専用工具の入手をおすすめします

二重カン専用工具

→先端に滑り止めもついているこの工具は「リングプライヤー」というものです。釣り道具で検索してみてください。最近、100円ショップでも販売されたということも聞きましたが、人気商品なのか生産が少なかったのか私は見つけられませんでした。

https://amzn.asia/d/8c61MWO
リングプライヤー

二重カン専用工具

実はこの専用工具を使わずに、数年二重カンと格闘してきましたが、これを手に入れてからはなぜこれ、買わなかったんだ…これはカンをくるっと回すだけで開閉できる神アイテムじゃないか!と驚愕したものです。
なので、キーホルダーやバックチャーム、ストラップをよく作るんですよねー!という方へは、本当におすすめです。

二重カンをスムーズに扱えるようになると、アクセサリー制作の幅がぐんと広がります。

「これで合ってるかな?」と不安な方も、
少しのコツと道具選びでぐっと楽になるはずです。

保存して、いつでも見返せる“お守り記事”になれば嬉しいで

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